マイボイスコム、「NISA(少額投資非課税制度)に関するアンケート調査」結果を公表


マイボイスコム株式会社は、 2回目となる『NISA(少額投資非課税制度)』に関するインターネット調査を2015年4月1日~6日に実施し、 11,649件の回答を集め、 調査結果を公表した。

 

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  • NISAの認知率は8割弱。 2013年7月より大きく増加したが、 「名前を知っている程度」が6割弱を占める
  • NISA口座の保有者は2割、 投資者は1割強。 利用意向は2割強。 株式と投資信託の両方の投資者では7割弱、 どちらかの投資者では5~6割、 投資していない人では8%

 

◆NISAの認知

NISAの認知率は、 「内容を詳しく知っている」(20.1%)、 「名前は知っている程度」(55.2%)を合わせて75.3%。 2013年7月調査と比べて、 大きく増加している。 認知率は男女とも7~8割を占めまるが、 「内容を詳しく知っている」は男性で多く、 また、 株式と投資信託の両方を投資している人では7割近くに達する。 認知率は投資していない人でも6割強みられるが、 「名前は知っている程度」が大半。

NISAの認知

 

◆NISAについて知っていること

NISA認知者に、 内容について知っていることを選んでもらったところ、 「非課税投資枠は1年ごとに設定、 毎年100万円まで」「口座開設は原則1人1口座」「非課税対象は、 株式や投資信託の値上がり益や配当金(分配金)」が各4~5割となっている。 2013年7月と比べて、 「いずれも知らない」が増加している。

 

◆NISA口座の利用状況、 利用意向

NISA口座の保有者は20.5%、 「NISA口座で投資を行っている」は13.5%。 口座保有者は男性や高年代層で多く、 50代以上では保有者3割弱、 投資者2割弱となっている。 また、 株式と投資信託の両方に投資をしている人や投資信託のみ投資している人では、 口座保有者6~7割、 投資者5~6割となっている。

NISAの利用意向者は23.1%、 男性30代・50代以上では3割弱。 女性40代以下では、 非利用意向が6割近くを占める。 利用意向は、 株式と投資信託の両方に投資をしている人では7割弱、 どちらかに投資をしている人では5~6割だが、 投資をしていない人では8%にとどまる。 また、 NISA口座非保有者では9%。

NISA口座の保有

 

NISAの利用意向

 

◆NISA利用時の金融機関選定時の重視点、 NISA口座を開設したい金融機関

NISA利用意向者に、 口座を開設したい金融機関を聞いたところ、 「SBI証券」「野村證券」「楽天証券」が上位3位となっている。 NISA口座保有金融機関と同じところに、 今後も口座を開設したい人の比率をみると、 「SBI証券」利用者では9割弱にのぼる。

NISA口座を開設したい金融機関を選定する際の重視点は、 「手数料の安さ」「株取引ができる」「金融商品の種類が豊富」が上位3位。 「株取引ができる」は、 男性が女性を約11ポイント上回る。

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◆NISAを利用したい理由、 利用したくない理由 (全8,230件)

『利用したい』

  • もし投資するお金(余裕)があれば、 利用した方がメリットがありそうだから。 (女性52歳)
  • 今は100万だが、 今後は上限も増えていくと思うので。 (男性39歳)
  • 非課税になるのがとても魅力的。 投資に興味があるのでこの機会に挑戦してみたいが、 今は勉強中。 もっとNISAの解説本が出るとうれしい。 (女性23歳)

『利用したくない』

  • すでに通常の証券口座を保有しており、 新たに口座を作ると管理が面倒そうだから。 (男性28歳)
  • 非課税にすることで投資未経験者に対する敷居を低くしているのだろうが、 初心者には逆に難しいと思う。 そもそも投資に興味がない。 (女性24歳)
  • 枠が少なく、 損益通算ができないなど、 使いにくいから。 (男性42歳)

『どちらともいえない』

  • 投資には興味がなかったが、 資産運用も必要かも、 と最近思うようになった。 (女性31歳)
  • 会社の年金が、 確定拠出年金なので、 そちらの運用で手いっぱいである(男性47歳)