国内最大ファンド・ランキング（2015年6月）

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投資信託事情・投信まとなびによると、2015年6月の国内最大ファンド上位50位（追加型株式投資信託、ETFは除く）は除く）は次の表の通りでした。

新光投信が運用する「新光US-REITオープン<<ゼウス>>」が9カ月連続して1位をキープしました。しかし、同ファンドの2015年6月末の純資産総額は約1.31兆円で、2015年5月末に比べて約1,125億円減少しています。また、2015年6月末の基準価額は4,502円と、設定時の基準価額10,000円の半分以下になっています。なお、純資産総額上位50位までのファンドの中で、基準価額が10,000円を超えているファンドはわずか16本にすぎません。

純資産総額上位2位から20位までのファンドの順位については、先月4位だった「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信（米ドル）毎月」が5位に、先月5位だった「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド（毎月）」が4位に浮上した以外に変化はありませんでした。

分配頻度を見ると、上位50位中41ファンドが毎月分配型のファンドで、年1回分配ファンドが7本、年2回分配ファンドと年6回分配ファンドが各1本でした。

投資対象資産で見ると、引き続き、外国のREIT（不動産投資信託）や外国の債券に投資するファンドが多く見られました。

純資産総額上位50位ファンドの月中の資金増減を見ると、最も資金増加額が大きかったのは、岡三アセットマネジメントの「アジア・オセアニア好配当成長株オープン（毎月）」で、増加額は574億円でした。同ファンドは、前月（2015年5月）も423億円の資金増加が見られました。次に資金増加額が大きかったのは、三井住友アセットマネジメントが運用する「アジア好利回りリート・ファンド」で増加額は482億円でした。同ファンドも、前月も496億円増加しています。

一方、月中の資金減少額が最も大きかったのは、2015年4月、5月と同じ「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信（米ドル）毎月」で、減少額は前月比約515億円でした。次いで減少額が大きかったのは、損保ジャパン日本興和の「好配当グローバルREITプレミアムファンド 通貨セレクト《トリプルストラテジー》」で、減少額は243億円でした。

（データ出所：投信まとなび・投資信託事情）