東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2015年7月末時点)によると、7月の東証REIT指数は、前半は軟調に推移し、その後反転したものの、月初の水準にまで回復することなく前月比-36.65ポイントの1766.48ポイントで終了しました。
7月29日に、ジャパン・シニアリビング投資法人(3460)が東京証券取引所に上場し、初値は170,000円でした。また、いちごグループホールディングス株式会社が、ホテル特化型REITを設立し、上場に向けて準備を進めることを7月14日に発表しました。これに伴い、いちご不動産投資法人(8975) は、投資対象をオフィスビルへ特化し、商号を「いちごオフィスリート投資法人」へ変更する予定であると発表しました。
2015年7月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。日本ビルファンド投資法人が先月に続き1位となりました。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 月間売買代金(百万円) | 前月比(%) |
1 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 53,300 | +9.1% |
2 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 43,974 | +10.1% |
3 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 37,805 | +26.4% |
4 | 8963 | インヴィンシブル投資法人 | 36,459 | +167.1% |
5 | 8960 | ユナイテッド・アーバン投資法人 | 26,032 | +11.5% |
(データ出所:東京証券取引所)
また、7月には次の7法人が5月決算を発表しました。法人名をクリックすると各投資法人の分配金支払い履歴等をご覧頂けます。