国内最大ファンド・ランキング（2015年7月）

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投資信託事情・投信まとなびによると、2015年7月の国内最大ファンド上位50位（追加型株式投資信託、ETFは除く）は除く）は次の表の通りでした。

新光投信が運用する「新光US-REITオープン<<ゼウス>>」が10カ月連続して1位をキープしました。同ファンドの2015年7月末の純資産総額は約1.36兆円で、2015年6月末に比べて約550億円増加しました。2015年7月末の基準価額は4,689円と、前月の4,502円からは増加しましたが、設定時の基準価額10,000円の半分以下のままです。なお、純資産総額上位50位までのファンドの中で、基準価額が10,000円を超えているファンドはわずか17本にすぎません。

純資産総額上位2位から10位までのファンドの順位については、先月5位だった「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(米ドル)毎月」が7位に、先月7位だった「フィデリティ・USリート・ファンドB（ヘッジ無）」が5位に浮上した以外に変化はありませんでした。

分配頻度を見ると、上位50位中41ファンドが毎月分配型のファンドで、年1回分配ファンドが7本、年2回分配ファンドと年6回分配ファンドが各1本でした。

投資対象資産で見ると、引き続き、外国のREIT（不動産投資信託）や外国の債券に投資するファンドが多く見られました。

純資産総額上位50位ファンドの月中の資金増減を見ると、最も資金増加額が大きかったのは、35位の大和住銀投信投資顧問の「日本株アルファ・カルテット(毎月)」で、増加額は818億円でした。次に資金増加額が大きかったのは、48位のニッセイアセットマネジメントが運用する「JPX日経400アクティブ・プレミアムOp.(毎月)《JPXプレミアム》」で増加額は412億円でした。次いで、8位の岡三アセットマネジメントの「アジア・オセアニア好配当成長株Op(毎月)」の+384億円と続きました。

一方、月中の資金減少額が最も大きかったのは、2015年4月、5月、6月と同じ「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(米ドル)毎月」（7位）で、減少額は前月比約489億円でした。次いで減少額が大きかったのは、損保ジャパン日本興和の「好配当グローバルREITプレミアムファンド 通貨セレクト《トリプルストラテジー》」（45位）で、減少額は154億円でした。

（データ出所：投信まとなび・投資信託事情）