東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2015年8月末時点)によると、8⽉の東証REIT指数は、中国に端を発した世界同時株安から、26⽇に1590.56と2014年7⽉以来1年1カ月ぶりの安値を付けた後、前月比-132.11ポイントの 1634.37ポイントで終了しました。
8月末現在のJ-REIT市場全体の時価総額は前月末比7.44%減少し、約9.7兆円となりました。8月の1日平均売買代金は前月比13.43%減少し、約277億円でした。
日本銀行によるREIT買入れは8回・104億円で、これにより累計買入れ総額は2,496億円となりました。
アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)が、9月末を基準日として10月1日から投資口1口を2口にする投資口の分割を発表しました。
2015年8月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。7月に1位だった日本ビルファンド投資法人の月間売買代金は前月比8.6%減少し約464億円となり、第2位に転落しました。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 月間売買代金(百万円) | 前月比(%) |
1 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 47,516 | +13.2% |
2 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 46,497 | -8.6% |
3 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 39,513 | +9.5% |
4 | 8954 | オリックス不動産投資法人 | 31,172 | +32.9% |
5 | 3281 | GLP投資法人 | 30,419 | +120.8% |
(データ出所:東京証券取引所)
また、8月には次の8法人が6月決算を発表しました。法人名をクリックすると各投資法人の分配金支払い履歴等をご覧頂けます。
- 日本プライムリアルティ投資法人(8955)
- 日本ビルファンド投資法人(8951)
- フロンティア不動産投資法人(8964)
- 産業ファンド投資法人(3249)
- ジャパンエクセレント投資法人(8987)
- MCUBS MidCity(3227)
- 日本リート投資法人(3295)
- インヴィンシブル投資法人(8963)