2015年10月のREIT売買代金上位5銘柄


東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2015年10月末時点)によると、10月の東証REIT指数は、月間ベースで2カ月連続の上昇となり、前月比52.08ポイント高の1729.68ポイントで終了しました。予想年間分配利回りは3.47%で、前月の3.56%から低下しました。時価総額合計は前月比9.49%増加し、約10.4兆円になりました。また、1日平均売買代金は前月比29.42%減少し、284億円になりました。

星野リゾート・リート投資法人(3287)、トーセイ・リート投資法人(3451)、日本ヘルスケア投資法人(3308)が公募増資を発表しました。

また、10月26日付でいちごホテルリート投資法人(3463)の上場が承認されました。いちごホテルリート投資法人はホテル特化型REITで、2015年11月30日に上場予定です。

2015年10月のREITの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。月間の売買代金が最も大きかったのは2015年10月2日に新規上場した野村不動産マスターファンド投資法人で、売買高は約633億円でした。

 

順位 銘柄コード ファンド名 月間売買代金(百万円) 前月比(%)
1 3462 野村不動産マスターファンド投資法人 63,352 n/a
2 8951 日本ビルファンド投資法人 38,114 -37.1%
3 8953 日本リテールファンド投資法人 36,695 -36.3%
4 8952 ジャパンリアルエステイト投資法人 32,639 -34.0%
5 8954 オリックス不動産投資法人 28,136 -25.6%

(データ出所:東京証券取引所)

 

また、10月には次の9投資法人が8月決算を発表しました。法人名をクリックすると各投資法人の分配金支払い履歴等をご覧頂けます。