東京証券取引所が公表した月刊ETF・ETNレポート(2016年1月版)によると、2016年1月のETF・ETN市場では、月間売買代金で約7兆6,000億円(立会内のみ)、一日平均売買代金で約4,000億円(立会内のみ)となり、過去最高を記録しました。
相場が大きく変動したことを受け、国際のETF VIX短期先物指数(1552)の値上がり率(+29.2%)が最も高くなりました。 また、中国株への警戒感から、中国関連ETF(ベア型)の値上がりや中国関連ETF(ブル型)の値下がりが目立ちました。
売買代金が最も大きかった銘柄は、2016年1月も野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(1570)で、1日平均売買代金は前月比74.5%%増加しました。月間売買代金は約5.3兆円で、2位以下を大きく引き離した状況が続いています。
【2016年1月 ETF・ETN 売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 5,359,217,832 | +74.5% | 野村 |
2 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 427,447,297 | +241.3% | 野村 |
3 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 380,190,730 | +36.2% | シンプレクス |
4 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 366,377,180 | +111.5% | 野村 |
5 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 166,217,320 | +46.9% | 野村 |
6 | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 159,546,689 | +67.1% | シンプレクス |
7 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 125,259,560 | +39.5% | シンプレクス |
8 | 1365 | ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 65,246,735 | +22.3% | 大和 |
9 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 56,535,299 | +91.0% | 大和 |
10 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 56,189,538 | +22.8% | 日興 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2016年1月版、前月比は1日平均売買代金の前月比)