東京証券取引所が公表した月刊ETF・ETNレポート(2016年5月版)によると、2016年5月のETF市場の月間売買代金はで約4兆1,682億円(立会内のみ)で、一日平均売買代金は前月比-27.84%と大幅に減少して、約2,193億円(立会内のみ)となりました。2016年5月末時点でのETFの上場数は前月から4銘柄増加して、200銘柄となりました。
売買代金が最も大きかったETFは、2016年5月も野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(1570)で、月間売買代金は約2.88兆円と、2位以下を大きく引き離した状況が続いています。ただ、同ETFの1日平均売買代金も前月比25.2%減少しました。
【2016年5月 ETF・ETN 売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 2,886,392,540 | -25.2% | 野村 |
2 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 359,621,885 | -37.0% | 野村 |
3 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 221,067,004 | -20.3% | シンプレクス |
4 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 186,735,713 | -33.4% | 野村 |
5 | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 89,256,066 | -37.7% | シンプレクス |
6 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 82,320,872 | -28.9% | 野村 |
7 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 57,504,177 | -36.5% | シンプレクス |
8 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 29,689,28 | -44.2% | 日興 |
9 | 1365 | ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 27,711,703 | -26.1% | 大和 |
10 | 1459 | 楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 27,326,141 | -26.4% | 楽天 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF・ETNレポート2016年5月版、前月比は1日平均売買代金の前月比)
2016年5月には、次の4銘柄が東京証券取引所に上場しました。
- NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型上場投信(1480)
- ダイワ上場投信-MSCI日本株人材設備投資指数(1479)
- 上場インデックスファンド日本経済貢献株(1481)
- iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)(1482)