投資信託の純資産総額ランキング （2016年6月）

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投資信託事情・投信まとなびによると、2016年6月の国内最大ファンド上位50位（追加型株式投資信託、ETFは除く）は除く）は表の通りでした。

新光投信が運用する「新光US-REITオープン<<ゼウス>>」が21カ月連続して純資産総額第一位を維持しました。同ファンドの6月末の純資産総額は約1.48兆円で、前月末からほとんど変わりませんでした。同ファンドの6月末の基準価額は3,649円でした。

50位までのファンドの分配頻度を見ると、5月と同じく、上位50位中40ファンドが毎月分配型のファンドで、年1回分配ファンドが7本、年2回、年4回、年6回分配ファンドが各1本でした。

投資対象資産で見ると、外国の債券に投資するファンドが14本で最も多く、次いで、外国のREIT（不動産投資信託）に投資するファンドが9本、日本のREITに投資するファンドと外国の株式に投資するファンドが各々7本でした。また、日本の株式に投資するファンドは6本、日本の債券に投資するファンドは4本、アセット・アロケーション型ファンドが3本でした。この内訳は前月と同じでした。

日本の株式に投資するタイプのファンドで最も純資産総額が大きかったのは先月と同じ「フィデリティ・日本成長株・ファンド」で純資産総額は約3,185億円で、前月末に比べて約261億円減少しました。

純資産総額上位50位ファンドの月中の資金増減を見ると、資金増加額が最も大きかったのは、6月も「フィデリティ・USリート・ファンドＢ（ヘッジ無）」で、増加額は約887億円でした。次いで、「新光 US－REITオープン《ゼウス》」の629億円でした。

一方、純資産総額上位50位ファンドの中で、月中の資金減少額が最も大きかったのは、「アジア好利回りリートファンド」の－180億円で、次が「野村ドイチェ・高配当インフラ関連株投信(米ドル)毎月」の－111億円でした。

次に、純資産総額50位までのファンドの騰落率を見ると、過去1カ月の騰落率がプラスだったのは50本中わずか5本でした。過去1カ月の騰落率がプラスだった5ファンドは次の通りです。

一方、過去1カ月の騰落率のマイナスが最も大きかったのは、「インデックスファンド225」の－9.5％でした。次いで、「さわかみファンド」の－9.3％、「グローバル・ロボティクス株式ファンド(1年)」－9.1％と続きました。

また、過去3カ月の騰落率を見ると、騰落率がプラスだったのは50本中5本だけでした。これらの5本は、1カ月騰落率がプラスだったファンドと同じでした。

一方で、純資産総額上位50位ファンドの中で3カ月騰落率のマイナスが最も大きかったのは「短期豪ドル債オープン (毎月)」で、騰落率は－10.3％でした。

なお、純資産総額上位50位のファンドの中で、6月末の基準価額が10,000円を上回っていたのは9本だけでした。また基準価額が5,000円を下回るファンドが16本ありました。

（データ出所：投信まとなび・投資信託事情）