ETFの分配金利回りランキング(2016年11月)


東京証券取引所が公表している月刊ETFレポート (2016年11月版)によると、2016年11月の東京証券取引所ETF市場における分配利回り上位10位銘柄は次の通りでした。なお、ランキングにあたり、純資産総額が30億円以下の銘柄は控除されています。

最も分配金利回りが高かったのは、先月と同じく日興アセットマネジメントの運用する「上場インデックスファンド新興国債券」で、実績分配金利回りは6.2%でした。同ETFは、世界の新興国の国債に分散投資するETFで、2012年3月30日に東京証券取引所に上場しました。

また、今月も上位10位銘柄中5本は日本の不動産投資信託(J-REIT)に分散投資を行い東証REIT指数への連動を目指すETFでした。

順位 コード ETF名 ベンチマーク 純資産総額(百万円)
実績分配金利回り
運用会社
1 1566 上場インデックスファンド新興国債券 ブルーム バーグ・バークレイズ自国通 貨建て新興市場国債・10%国キャッ プ・インデックス 7,313 +6.2% 日興
2 1311 TOPIX Core 30 連動型上場投資信託 TOPIX Core30 4,231 +3.8% 野村
3 1555 上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX 200 A-REIT) S&P/ASX200 A-REIT指数 4,331 +3.7% 日興
4 1677 上場インデックスファンド海外債券(Citi WGBI)毎月分配型 シティグループ世界国債インデックス (除く日本、ヘッジなし・円ベース) 7,415 +3.3% 日興
5 1615 東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 銀行業株価指数 39,129 3.2% 野村
6 1398 SMAM東証REIT指数上場投信 東証REIT指数 30,945 +3.1% 三井住友
7 1345 上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型 東証REIT指数 129,654 +3.0% 日興
8 1595 NZAM上場投信 東証REIT指数 東証REIT指数 75,636 +3.0% 農中
9 1597 MAXIS Jリート上場投信 東証REIT指数 65,253 +3.0% 三菱UFJ
10 1343 NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信 東証REIT指数 220,272 +2.9% 野村

(データ出所:東京証券取引所 月間ETFレポート(2016年11月版)直近12か月の実績分配金及び11月末の終値をもとに算出した分配金利回り)