イーストスプリング・インベストメンツが運用する「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」(旧「PCAインドネシア株式オープン」)および「イーストスプリング・インドネシア債券オープン(毎月決算型)」は10月1日、あおぞら銀行およびいよぎん証券にて取扱いが開始された。
「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」は、中国、インド等に続く新興国として頭角を現しているインドネシアの金融商品取引所に上場されている株式を実質的な主要投資対象とするファンドとして、2009年11月30日に設定された。
「イーストスプリング・インドネシア債券オープン(毎月決算型)」は、インドネシアの国債、地方債および社債等を実質的な主要投資対象とするファンドとして、2012年2月29日に設定された。主にインドネシア・ルピア建ておよび米ドル建ての債券に実質的に投資を行ない、インカム・ゲインの確保とトータル・リターンの最大化を目指した運用を行なう。
イーストスプリング・インベストメンツでは、インドネシア経済について次のように説明している。
インドネシアは内需の拡大や、中国やインドへの石炭、天然ゴム等多様かつ豊富な天然資源の輸出増加などを背景に、高い経済成長率を実現しながら発展を続けており、世界経済の中でも注目を集めています。また、若年層に厚みのある世界第4位の人口を擁しており、労働人口の増加による国内消費の拡大が続いています。インドネシア国債の利回りは相対的に高い水準にあります。また、インドネシア債券市場の時価総額は順調に拡大し、高い流動性を有しています。インドネシアの順調な経済発展等を受け、格付け会社フィッチに続き、2012年1月に米格付け会社ムーディーズもインドネシア国債を投資適格級の「Baa3」に格上げするなど、インドネシア国債は格上げ傾向となっています。
なお、「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」は国際的な投信評価会社であるモーニングスター社が選定しているモーニングスターアワード “Fund of the Year 2010”の国際株式型部門において最優秀ファンド賞を、 “Fund of the Year 2011” の同部門において優秀ファンド賞を受賞している。
「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」の純資産総額は約609億円(2012年8月末時点)、取扱い販売会社数は今回36社となった。 「イーストスプリング・インドネシア債券オープン(毎月決算型)」の純資産総額は約8.5億円(2012年8月末時点)、取扱い販売会社数は今回12社なった。
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