東京証券取引所が公表した月刊ETFレポート(2016年12月版)によると、2016年12月のETF市場の月間売買代金は約3兆9,914億円(立会内のみ)でした。また、一日平均売買代金は前月比18.08%減少して約1,900億円(立会内のみ)となりました。
2016年12月末時点でのETFの上場数は前月と同じ205銘柄でした。
月間の売買代金が最も大きかった銘柄は、2016年12月も野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(1570)でした。同ETFの月間売買代金は約2.49兆円と12月も前月同様に全体の約6割を占め、2位以下を大きく引き離しています。また、売買代金上位10位銘柄のうち6本がブルベア型のETFでした。上位10位までの銘柄のうち、前月比で1日平均売買代金が増加したのは、8位の「ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス」だけでした。
【2016年12月 ETF・ETN 売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード |
ファンド名 |
対象指数 |
売買代金(千円) |
1日平均売買代金前月比 |
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1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 2,492,453,229 | -14.0% | 野村 |
2 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 376,773,805 | -34.3% | 野村 |
3 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 211,819,532 | -29.5% | 野村 |
4 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 181,756,449 | -6.0% | シンプレクス |
5 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 115,498,162 | -12.3% | 野村 |
6 | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 93,569,656 | -31.0% | シンプレクス |
7 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 79,872,734 | -26.6% | シンプレクス |
8 | 1365 | ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 55,687,221 | +0.9% | 大和 |
9 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 46,595,106 | -13.3% | 日興 |
10 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 33,790,768 | -29.0% | 大和 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETFレポート2016年12月版、前月比は1日平均売買代金の前月比)