Cogent Research Advisor Brandscape 2012が2012年7月25日に発表した、ファイナンシャル・アドバイザーを対象とする調査結果によると、「最も好ましい印象を与えるETFプロバイダー」としてバンガードが選ばれた。
米国バンガードで米国のファイナンシャル・アドバイザー・ビジネスを統括するマーシャ・キング氏は、「この結果は、バンガードがアドバイザー業界との間に築いた強固な関係の賜物です。バンガードは、優れた投資商品を提供すべく日々精進し、また、ファイナンシャル・アドバイザーの皆さまが顧客の方々の投資目標の達成を助けるために必要なサポートを提供してまいりました。これまでの努力が実を結んだことを嬉しく思います」とコメントした。
Cogent Researchは、登録された投資アドバイザー、証券ブローカー、独立系ファイナンシャル・プランナー、銀行の渉外担当員などを対象にアンケート調査を実施した。回答者の60%以上が、バンガードをETFプロバイダーとして「大変好ましい」と評価し、これは他社ETFプロバイダーに対する評価の割合を上回って第一位だった。
Cogent Researchのマネージング・ディレクターであるトニー・フェレイラ氏は、「好ましい印象を持たれることはブランド価値の鍵となる重要な構成要素であり、将来の評価と成長に不可欠です」と述べている。
バンガードは「印象の好ましさ」でマーケットをリードしたことに加え、全ての販売チャネルの回答者が、「財務の安定性」「価格に見合う価値」「誠実さ・正直さ」「手数料の透明性」「ブランドが顧客に認知され信頼されている」といった評価項目について、バンガードに最高の評価を与えた。
2位以下の順位は次の通り。
2位:WisdomTree
3位:State Street/SPDR
4位:First Trust
5位:iShares
Advisor Brandscape 2012は、全ての販売チャネルのうち、顧客の預かり資産500万米ドル以上のファイナンシャル・アドバイザー1,700人以上を対象に、毎年実施されるアンケート調査。
■Cogent Research について
Cogent Research は1996年に設立されたコンサルティング会社です。主に金融機関、ライフサイエンス企業、消費財企業向けに、各種リサーチやコンサルティングのサービスを提供しており、その高いリサーチ力・分析力・知見には定評がある。
■バンガードについて
米国ペンシルバニア州バレーフォージに本社を置く、世界最大級の投資信託運用会社。バンガードの運用資産残高は米国だけで1兆8,300億円、グローバルでは2兆1,000億円にのぼる。170本以上の米国籍ファンド、70本以上の米国籍以外のファンドを提供している。
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