東京証券取引所が公表した月刊ETFレポート(201年1月版)によると、2017年1月のETF市場の月間売買代金は約3兆6,998億円(立会内のみ)でした。また、一日平均売買代金は前月比2.45%増加して約1,947億円((立会内のみ)となりました。
2017年1月13日に「日経カバードコール指数上場投信」が上場廃止となり、2017年1月末時点でのETFの上場数は204銘柄となりました。
月間の売買代金が最も大きかった銘柄は、2017年1月も野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(1570)でした。同ETFの月間売買代金は約2.41兆円と全体の約65%を占めました。また、上位10位銘柄の顔ぶれは、順位の変動は見られたものの、前月と同じでした。
【2017年1月 ETF売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード |
ファンド名 |
対象指数 |
売買代金 (千円) |
1日平均売買代金 前月比 |
運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 2,408,275,916 | +6.8% | 野村 |
2 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 384,837,711 | +12.9% | 野村 |
3 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 184,905,328 | -3.5% | 野村 |
4 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 148,945,725 | -9.4% | シンプレクス |
5 | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 108,702,360 | +28.4% | シンプレクス |
6 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 85,010,649 | -18.6% | 野村 |
7 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 54,439,399 | -24.7% | シンプレクス |
8 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 37,514,846 | -11.0% | 日興 |
9 | 1365 | ダイワ上場投信-日経平均レバレッジ・インデックス | 日経平均レバレッジ・インデックス | 35,755,810 | -29.0% | 大和 |
10 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 30,558,937 | -0.0% | 大和 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETFレポート2017年1月版、前月比は1日平均売買代金の前月比)