東京証券取引所が公表した月刊ETFレポート(201年2月版)によると、2017年2月のETF市場の月間売買代金は約2.79兆円(立会内のみ)でした。また、一日平均売買代金は前月比大幅減少(-28.26%)し、約1,397億円(立会内のみ)となりました。
2017年2月13日に「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信(銘柄コード:1489)」が上場し、2017年2月末時点でのETFの上場数は205銘柄となりました。同ETFは、日経平均構成銘柄のうち配当利回りの高い50銘柄から構成される株価指数「日経平均高配 当株50指数」との連動を目指すETFで、野村アセットマネジメントが管理・運用しています。
月間の売買代金が最も大きかった銘柄は、2017年2月も野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(1570)でした。同ETFの2月の月間売買代金は約1.83兆円で、引き続き全体の約65%を占めています。また、上位1位から8位までの順位は先月と同じでした。また、上位10位銘柄全ての1日平均売買代金は前月比で減少しました。
【2017年2月 ETF売買代金ランキング上位10位銘柄】 |
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順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(千円) | 1日平均売買代金前月比 | 運用会社 |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 1,837,688,486 | -23.7% | 野村 |
2 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 329,686,560 | -14.3% | 野村 |
3 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均 | 125,148,271 | -32.3% | 野村 |
4 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 105,316,538 | -29.3% | シンプレクス |
5 | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 64,554,215 | -40.6% | シンプレクス |
6 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 53,272,853 | -37.3% | 野村 |
7 | 1568 | TOPIXブル2倍上場投信 | TOPIX レバレッジ(2倍)指数 | 40,797,352 | -25.1% | シンプレクス |
8 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均 | 28,673,407 | -23.6% | 日興 |
9 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均 | 22,927,238 | -25.0% | 大和 |
10 | 1458 | 楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 | 日経平均レバレッジ・インデックス |
21,256,782 |
-20.8% |
楽天 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETFレポート2017年2月版、前月比は1日平均売買代金の前月比)