マネックス証券は、 2017年8月9日(水)より、「マネックスグループ株式会社 2018年8月16日満期気温参照型クーポン付 円建社債」(愛称:第35回個人向けマネックス債夏祭り)を取扱う。同債券の利率は、 観測期間の気温により決定する。マネックス証券では、「円建て債券の利回りが低い昨今の投資環境において、 個人投資家の皆様に、 より高い利回りを得られるチャンスを提供すべく、 新たな試みとして実施するものです」とコメントしている。
■「第35回個人向けマネックス債夏祭り」の概要
本債券は、 マネックス証券の親会社であるマネックスグループ株式会社が発行する円建社債で、 以下の3つの特長がある。
1)気温を参照して利率が決まる
7日間の観測期間(2017年8月25日~同31日)中に、 観測地点である東京において真夏日(最高気温が摂氏30度以上となる日)が多く観測されるほど利率が高くなる。真夏日が観測されるごとに利率が年0.10%ずつ上昇する(最低「真夏日無し」:年率0.10%、 最高「真夏日が7 日」:年率0.80%)。
2)満期償還額は額面金額の100%
元本ではなく利率のみが気温により決まる仕組みのため、 満期時には購入した額面金額と同額が償還される
3)円建債券でも高い利率が期待できる
マネックス証券では、「昨今、 日本銀行による金融緩和を受け、 円建債券の利回りは大幅に低下しています。 こうした中でも、 元本毀損リスクを抑えながら比較的高い利回りを得るチャンスがある商品設計となっています」と述べている。
また 、 本日、 2017年7月25日に公開したマネックス証券の特設サイト( https://info.monex.co.jp/lp/special-bond.html )では、 同債券の詳細な仕組みや過去の気象情報、 気象予報士による2017年8月の天気予報動画などを確認できる。
マネックス証券は次のように述べている。
マネックス証券は、 個人が馴染みやすい「気温」の動きと債券の利率を関連付けることで、 本債券をきっかけに個人投資家の皆様に債券投資を始めていただければと考えています。 今後も、 個人投資家の皆様によりよい商品を提供すべく努めてまいります。