2017年7月のリート市場
東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2017年7月末時点)によると、東証REIT指数は、前月比15.60ポイント上昇し、1,709.96ポイントで7月の取引を終了しました。
2017年7月末のREIT市場の時価総額合計は前月比1.01%増加し11.55兆円となりました。予想年間分配金利回り(時価総額加重平均予想年間分配金利回り)は4.00%で、6月の4.01%から低下しました。また、1日平均売買代金(立会内)は前月比10.56%増加し327億円となりました。
リートの売買代金上位5銘柄
2017年7月のリートの売買代金上位5銘柄は次のとおりです。なお、上位3位までの銘柄と順位は6月と同じでした。月間の売買代金が最も大きかったのは7月も「日本ビルファンド投資法人」で、月間売買代金は約454億円でした。日本ビルファンド投資法人は、三井不動産をメインスポンサーとするオフィス特化型の不動産投資法人です。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 |
月間売買代金(百万円)
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前月比(%)**
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1 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 45,487 | +0.4% |
2 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 36,673 | +2.3% |
3 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 32,843 | +11.6% |
4 | 3283 | 日本プロロジスリート投資法人 | 30,664 | +26.6% |
5 | 3462 | 野村不動産マスターファンド投資法人 | 28,326 | +5.4% |
*東証REIT市場における当月の立会内売買代金トップ5銘柄。
**前月比は、1日平均売買代金の前月比。
(データ出所:東京証券取引所)
2017年7月のリート市場での出来事
7月の日本銀行によるREITの買入れは6回(5日、7日、11日、12日、14日、22日)、合計72億円(各12億円)実施されました。
また、次の7社の投資法人が7月に2017年5月期決算を発表しました。各投資法人の決算履歴は法人名をクリックして、法人詳細ページからご覧頂けます。
- ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)
- 平和不動産リート投資法人(8966)
- 大和証券オフィス投資法人(8976)
- 阪急リート投資法人(8977)
- アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)
- 日本プロロジスリート投資法人(3283)
- 大江戸温泉リート投資法人(3472)