東京証券取引所が公表した月刊ETFレポート (2017年8月版)によると、2017年8月の東京証券取引所ETF市場における分配金利回り上位5位銘柄は次の通りでした。なお、ランキングにあたり、東京証券取引所では純資産総額が30億円以下の銘柄は除外しています。
最も分配金利回りが高かったのは、8月末も「ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financials(銘柄コード:1585)」で、実績分配金利回りは12.5%でした。同ETFは、TOPIXから「保険業」、「銀行業」、「証券、商品先物取引業」、「その他金融業」を除いた29業種の銘柄を対象とする 「TOPIX Ex-Financials」との連動を目指すETFです。
なお、「ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financials」の高い分配金利回りは第7期の特殊要因が大きく寄与しています。同ETFの分配履歴および第7期の1口当たり分配金額の増加については、ETFの分配金利回りランキング(2017年4月)をご覧ください。
【分配金利回りランキング(2017年8月】
順位 | コード | ETF名 | ベンチマーク | 純資産総額(百万円) | 実績分配金利回り | 運用会社 |
1 | 1585 | ダイワ上場投信・TOPIX Ex-Financials | TOPIX Ex-Financials | 6,779 | 12.5% | 大和 |
2 | 1566 | 上場インデックスファンド新興国債券 | ブルーム バーグ・バークレイズ自国通 貨建て新興市場国債・10%国キャッ プ・インデックス | 10,745 | 5.7% | 日興 |
3 | 1361 | iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC) | Markit iBoxx 米ドル建てリ キッド・ハイイールド・キャップ ト指数 | 458,714 | 5.6% | ブラックロッ ク |
4 | 1590 | iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF(ダウ・ジョーンズ米国不動産) | ダウ・ジョーンズ米国不動産指数 | 755,669 | 3.5% | ブラックロッ ク |
5 | 1555 | 上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A‐REIT) | S&P/ASX200 A-REIT指数 | 4,681 | 3.5% | 日興 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETFレポート(2017年8月版)直近12か月の実績分配金及び8月末の終値をもとに算出した分配金利回り)