2017年10月のリート市場
東京証券取引所が発表した月刊REITレポート(2017年10月末時点)によると、東証REIT指数は、前月比24.46ポイント下落し1,629.26ポイントで10月の取引を終了しました。
2017年10月末のリート市場の時価総額合計は前月比1.12%減少し11.17兆円となりました。予想年間分配金利回り(時価総額加重平均予想年間分配金利回り)は4.26%で、9月の4.15%から上昇しました。また、1日平均売買代金(立会内)は前月比10.18%増加し306億円となりました。
2017年10月のリートの売買代金上位5銘柄
2017年10月のリートの売買代金上位5銘柄は次の通りです。月間の売買代金が最も大きかったのは「インヴィンシブル投資法人」で、売買代金は約716億円でした。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 月間売買代金(百万円) | 前月比** |
1 | 8963 | インヴィンシブル投資法人 | 71,682 | +358.0% |
2 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 39,797 | +22.8% |
3 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 37,283 | -6.4% |
4 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 29,574 | -4.4% |
5 | 3283 | 日本プロロジスリート投資法人 | 24,640 | -12.4% |
*東証REIT市場における当月の立会内売買代金トップ5銘柄。
**前月比は、1日平均売買代金の前月比。
(データ出所:東京証券取引所)
2017年10月のリート市場でのその他の出来事
10月の日本銀行によるリートの買入れは10回(2日、13日、16日、18日、20日、23日、24日、25日、27日、30)、合計129億円(2日が12億円、その他は各13億円)実施されました。
また、次の11の投資法人が10月に2017年8月期決算を発表しました。
投資法人名をクリックすると、分配金支払い履歴等をご覧頂けます。
- 日本リテールファンド投資法人(8953)
- オリックス不動産投資法人(8954)
- 福岡リート投資法人(8968)
- 大和ハウスリート投資法人(8984)
- 日本アコモデーションファンド投資法人(3226)
- GLP投資法人(3281)
- 森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)
- Oneリート投資法人(3290)
- ヒューリック・リート投資法人(3295)
- 野村不動産マスターファンド投資法人(3462)
- ラサール・ロジポート投資法人(3466)