イーストスプリング・インベストメンツは、3月14日付で同社が運用する「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」(旧「PCAインドネシア株式オープン」)の信託金の限度額を1,500 億円に引上げた。
「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」の純資産総額は、2009年11月30日に同ファンドが設定されて以来順調な伸びを見せており、2011年1月27日に信託金の限度額を500億円引き上げ1,000億円にした。しかしながら、この1年で急激に拡大する投資需要を背景に純資産総額が一層の伸びをみせていることから、この度さらに1,500億円に引き上げることを決定した。
「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」は、中国、インド等に続く新興国として頭角を現すインドネシアの金融商品取引所に上場している株式を実質的な主要投資対象とするファンド。イーストスプリング・インベストメントでは、インドネシア経済について次のように述べている。
インドネシアは原油、錫、天然ガス、パーム油など豊富な資源に恵まれ、こうした資源関連の輸出が増加しています。また、若年層に厚みのある世界第4位の人口を擁しており、労働人口の増加による国内消費の拡大が続いています。外需と内需の両面に支えられたインドネシアは、今後も高い経済成長が期待できる魅力的な投資先として注目されています。
また、「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」は本年、国際的な投信評価会社であるモーニングスター社が選定するモーニングスターアワード“Fund of the Year 2011” の国際株式型部門において、優秀ファンド賞を受賞した。本受賞は昨年の“Fund of the Year 2010”の同部門における最優秀ファンド賞に続く、2年連続での受賞となる。本賞は国内追加型株式投資信託を選考対象としてモーニングスター社が独自の定量分析、定性分析に基づき、毎年12月末時点において各部門別に総合的に優秀であると判断したファンドに贈られるもの。国際株式型部門は2011年は同年12月末時点で当該部門に属するファンド779本の中から、2010年は同年12月末時点で運用期間1年以上の当該部門に属するファンド557本の中から選考された。
「イーストスプリング・インドネシア株式オープン」の純資産総額は約670億円(2012年2月末時点)、取扱い販売会社数は32社となっている。