ETFの分配金利回りランキング(2018年1月)


ETFの分配金利回り

東京証券取引所が公表した月刊ETFレポート (2018年1月版)によると、2018年1月の東京証券取引所ETF市場における分配利回り上位5位銘柄は次の通りでした。

なお、ランキングにあたり、東京証券取引所では、一日平均売買代金が100万円以下の銘柄、監理・整理銘柄は除いています。

2018年1月に最も分配金利回りが高かったのは、「上場インデックスファンド新興国債券(銘柄コード:1566)」で、実績分配金利回りは5.7%でした。同ETFは、世界の新興国の国債市場に分散投資するETFで、「ブルームバーグ・バークレイズ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス」の円換算をベンチマークとしています。

2位、3位、5位は東証REIT指数への連動を目指すETF、4位はオーストラリアのリートに投資するETFと、世界的に低金利が継続する中、リートが相対的に高い利回りを提供しています。

 

東証REIT指数の分配金利回り

 

分配金利回りランキング(2018年1月)

順位 コード ETF名 ベンチマーク 純資産総額(百万円)(順位) 実績分配金利回り 運用会社
1 1566 上場インデックスファンド新興国債券 ブルーム バーグ・バークレイズ自国通 貨建て新興市場国債・10%国キャッ プ・インデックス 1,136,365 (38) 5.7% 日興
2 1345 上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型 東証REIT指数 1,441,838(34) 3.5% 日興
3 1476 iシェアーズ JリートETF 東証REIT指数

 

361,912 (62) +3.4% ブラックロック
4 1555 上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A‐REIT) S&P/ASX200 A-REIT指数 214,533(81) 3. 4% 日興
5 1595 NZAM 上場投信 東証REIT指数 東証REIT指数 43,795 (127) 3.4% 農中全共連

(データ出所:東京証券取引所 月間ETFレポート(2018年1月版)直近12か月の実績分配金及び1月末の終値をもとに算出した分配金利回り)