SBI証券は、 福島銀行と金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結し、 2018年5月14日(月)[予定]より、 福島銀行の顧客向けに国内株式をはじめとする金融商品・サービスの提供を開始すると発表した。
福島銀行は、 創業96年を迎える歴史ある金融機関で、 福島県内を中心に57の店舗を有している。 「真面目にがんばっている人を真面目に応援する真面目な銀行」を目指しており、 一般的な創業支援の取組みだけでなく、 倒産等の経験者の再チャレンジに特化した投資ファンド「福活(ふっかつ)ファンド」を設立するなど、 地域の活性化に資するさまざまな取組みを行っている。 また、 東北の地方銀行3行と提携し、 提携銀行のATMからの引出しを無料で行えるサービス「東北おむすび隊」を提供するなど、 顧客満足度の向上を図っている。
SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、 FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。 SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、 SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる。
SBI証券は今回の提携について次のように述べている。
このたび開始いたします金融商品仲介業サービスでは、 福島銀行は、 同行のWEBサイトを介して当社証券総合口座開設の勧誘を行います。 これにより、 福島銀行のお客さまは、 当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、 当社の取扱うさまざまな金融商品・サービスを利用してご自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となります。
このたびの福島銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております。