東京証券取引所が公表したETF・ETN月間相場表(2018年4月版)によると、2018年4月のETF・ETN市場の月間売買代金は約3.8兆円(立会内のみ)となりました。
売買代金が最も大きかった銘柄は、4月も、野村アセットマネジメントの「NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信」(銘柄コード:1570)で、売買代金の約70%を同ETFが占めました。
売買代金上位10位銘柄は次の通りです。上位10位銘柄すべてが日本の株式市場を対象とするETFでした。また、10本中6本がブルベア型のETFでした。
なお、東京証券取引所では、ETF市場の流動性の改善等を目的として、2018年7月2日から、ETF市場におけるマーケットメイク制度を導入する予定です。
【2018年4月 ETF売買代金ランキング上位10位銘柄】 | ||||||
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 対象指数 | 売買代金(億円) | 運用会社 | |
1 | 1570 | NEXT FUNDS日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 27,431 | 野村 | |
2 | 1357 | NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 4,394 | 野村 | |
3 | 1579 | 日経平均ブル2倍上場投信 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 1,229 | シンプレクス | |
4 | 1321 | 日経225連動型上場投資信託 | 日経平均株価 | 1,012 | 野村 | |
5 | 1306 | TOPIX連動型上場投資信託 | TOPIX | 803 | 野村 | |
6 | 1360 | 日経平均ベア2倍上場投信 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 562 | シンプレクス | |
7 | 1458 | 楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 | 日経平均レバレッジ・インデックス | 363 | 楽天 | |
8 | 1330 | 上場インデックスファンド225 | 日経平均株価 | 286 | 日興 | |
9 | 1320 | ダイワ上場投信-日経225 | 日経平均株価 | 223 | 大和 | |
10 | 1459 | 楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 | 日経平均ダブルインバース・インデックス | 217 | 楽天 |
(データ出所:東京証券取引所 月間ETF相場表2018年4月版)