ETFの値付日数(2018年5月)
毎日取引が成立したのは220本中114本のみ
2018年5月末現在、東京証券取引所には220本のETFが上場し、月間では概ね3兆円から5兆円程度の売買が行われています。しかし、この220本のETFのうち、実際に毎日取引が成立しているのは約半数にすぎません。1ヶ月間に全く取引がないETFや数日しか取引が成立しないETFも多く存在しています。
東京証券取引所が発表したETF・ETNの月間相場表によると、東京証券取引所の5月の営業日(市場が開いていた日)は21日でした。そして、上場している220本のETFのうち、全営業日(21日)において取引が成立して値段が付いたのは114本でした。一方で値付日数が5日以下だったETFは23本ありました。5月の値付日数の分布は次の通りでした。
5月の値付日数が5日以下のETF
2018年5月の値付日数が5日以下だったETFは次の通りです。一般に、日経平均株価や東証株価指数のように広く認知された株価指数への連動を目指すETFや、それらを対象としたブルベア型のETFの取引は活発な傾向にあり、一方で、業種型、商品型、エンハンスト型のETFの取引は全般に低調です。
銘柄コード | ファンド名 | 値付日数 |
1468 | JPX日経400ベア上場投信(インバース) | 3 |
1567 | MAXISトピックスリスクコントロール(5%)上場投信 | 4 |
1574 | MAXISトピックスリスクコントロール(10%)上場投信 | 4 |
1596 | NZAM 上場投信 TOPIX Ex-Financials | 5 |
1598 | NEXT FUNDS R/Nファンダメンタル・インデックス上場投信 | 5 |
1610 | ダイワ上場投信-東証電気機器株価指数 | 2 |
1634 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 食品 | 1 |
1636 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 建設・資材 | 4 |
1637 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 素材・化学 | 4 |
1640 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 鉄鋼・非鉄 | 1 |
1641 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 機械 | 1 |
1642 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 電機・精密 | 4 |
1645 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 運輸・物流 | 0 |
1647 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 小売 | 3 |
1649 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 金融(除く銀行) | 2 |
1650 | ダイワ上場投信・TOPIX-17 不動産 | 3 |
1674 | ETFS 白金上場投資信託 | 5 |
1675 | ETFS パラジウム上場投資信託 | 1 |
1684 | ETFS 総合上場投資信託 | 1 |
1685 | ETFS エネルギー上場投資信託 | 2 |
1686 | ETFS 産業用金属上場投資信託 | 0 |
1692 | ETFS アルミニウム上場投資信託 | 3 |
1697 | ETFS 大豆上場投資信託 | 3 |
(データ:東京証券取引所 ETF・ETNの月間相場表)
値付日数が少ないETFのリスク
値付日数が少ないETFの場合、買いたくても買えない、売りたくても売れない、売買したい価格での取引が成立しない、市場価格と基準価額が乖離しているという流動性リスクや問題が生じます。ETFを購入する前に、各ETFの値付日数、売買口数、売買金額などを確認しておくことが大切です。これらの情報は、東京証券取引所が公表しているETF・ETN月間相場表で確認することができます。
なお、東京証券取引所では、ETFの流動性の向上のために、2018年7月からマーケットメイク制度を導入する予定です。