インターネット証券4社、専用投資信託「ネット証券専用ファンドシリーズ」選定結果を発表


SBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券および楽天証券の4社による投資信託の販売協力プロジェクト「資産倍増プロジェクト」における4社専用投資信託「ネット証券専用ファンドシリーズ」第2回の委託先が次のように選定された。

なお、資産倍増プロジェクトとは、投資信託を取扱うインターネット証券大手4社が、投資信託の販売ならびに投資信託による資産運用の普及啓蒙活動など、様々な活動を共同で行うプロジェクト。顧客の資産形成を全力で支援していくことが証券会社の果たすべき役割だとの考えから、平成23年3月に始動したもの。

1. ネット証券専用ファンドシリーズ第2回の設定について

資産倍増プロジェクトでは、投資信託を取引する顧客のニーズを満たし、かつプロジェクトの趣旨に沿った投資信託を設定することを目指し、平成23年7月に第1回として3本の専用投資信託を設定した。今般、専用投資信託のラインナップ拡充を図るべく、ネット証券専用ファンドシリーズ第2回として、次の3本の投資信託の設定準備を進める。

  • アジア新興国株式を投資対象としたインデックス型投資信託 (運用会社)住信アセットマネジメント株式会社
  • ロング・ショート戦略による絶対リターン追求型投資信託 (運用会社)野村アセットマネジメント株式会社
  • 国内株式を投資対象としたバリュー型投資信託 (運用会社)みずほ投信投資顧問株式会社

各商品の具体的な内容につきましては、当該投資信託の有価証券届出書の届出後に発表される。

2. 選定プロセスおよび選定基準について

ネット証券専用ファンドシリーズ第2回は、これまでに設定した3本の専用投資信託と同様に、投資信託を取引する顧客のニーズを満たし、かつ資産倍増プロジェクトの趣旨に沿った投資信託の案を国内の運用会社から広く募集された。運用会社20社から31本の案が提出され、インターネット証券4社における投資信託の責任者を中心にすべての提案についてヒアリングを実施し選定した結果、ネット証券専用ファンドシリーズ第2回として、3本を選定された。

ネット証券4社では、選定に際し考慮したのは次の点であると述べている。

  1. ネット投資ならではの低コストで、個人投資家に末永く愛される、従来にない商品の提供を目指す。
  2. お客さまの資産形成に十分貢献することのできるクオリティの高い商品であること。

3. 今後の予定

第2回の3本の専用投資信託は、平成23年11月の設定を目指し、運用会社およびインターネット証券4社にて、準備が勧められる。