野村不動産投資顧問株式会社が運用を受託する野村不動産マスターファンド投資法人(以下、NMF)並びに野村不動産プライベート投資法人(以下、NPR)は、2018年実施のGlobal Real Estate Sustainability Benchmark(GRESB)リアルエステイト評価において「Green Star※1」・「5 Star※2」評価を取得したと2018年9月20日に発表した。 また、 NMFにおいては「Global Sector Leader」に選出され、NPRにおいては「Asia Sector Leader」に選出された。
1. GRESBについて
GRESBとは、 不動産セクターの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマークで、国連責任投資原則を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設された。GRESBにおける評価は、個々の不動産を対象としたものではなく、不動産会社、 REITや不動産私募ファンドごとのサステナビリティへの取組みを評価することが特徴。
2018年のGRESB調査には903の不動産会社とファンドが参加し、その保有資産は64か国の79,000物件、資産額にして総計3兆6000億米ドル(約396兆円、 1米ドル=110円で換算)に上る。
2.GRESBリアルエステイト評価「Sector Leader」について
GRESBは上場・非上場、用途、地域などの区分ごとに最も高い総合スコアを取得した不動産会社・ファンドを「Sector Leader」として選出しており、NMFは、上場・総合型セクターで世界29社中1位(Global Sector Leader)という結果を収めた。また、NPRにおいても、非上場・総合型セクターでアジア9社中1位(Asia Sector Leader)という結果を収めた。
3.GRESBリアルエステイト評価「Green Star」・「5 Star」について
NMF並びにNPRは、環境配慮やサステナビリティ課題に関して「マネジメントと方針」及び「実行と計測」の両側面で優れた取り組みを実践している参加者に与えられる「Green Star[m1] 」を、昨年に続き3年連続で取得した。また、総合スコアの順位により5段階で評価されるGRESBレーティングとしては最上位の「5 Star」を2年連続で取得した。
野村不動産マスターファンド投資法人及び資産運用会社である野村不動産投資顧問株式会社の環境・社会・ガバナンスへの取組み→http://www.nre-mf.co.jp/ja/feature/feature5.html
野村不動産マスターファンド投資法人、野村不動産プライベート投資法人及び資産運用会社である野村不動産投資顧問株式会社は、「今後も環境・社会・ガバナンスに配慮した資産運用を行ってまいります」とコメントしている。
野村不動産マスターファンド投資法人のホームページアドレス→ http://www.nre-mf.co.jp