投資信託の評価会社であるモーニングスター株式会社代表取締役社長の朝倉智也氏が「ものすごく真っ当で、ありえないほど簡単なお金の増やし方」を2018年9月20日に幻冬舎から出版した。
朝倉氏は、「お金を少しでも増やしたいけど、何から手をつければいいかわからない」「将来に向けて投資に挑戦したほうがよさそうだと思ってはいるんだけどね」「講演会に行ったり、ほんも読んだけど、結局、何をどう選んでいいかわからなくて何もやってない」という人に向けて書いたと同書の中で述べている。
「ものすごく真っ当で、ありえないほど簡単なお金の増やし方」は、投資初心者向けの、まず何から手を付けたらいいのか分からない人へ、投資とは何かから、マーケットを取り巻く環境を踏まえ、実際に投資すべきインデックスファンドを紹介している。マンガやイラストを用いて初心者でもつまずくことなく、投資の第一歩を踏み出してほしい、そんな著者の思いが込められた一冊。
「ものすごく真っ当で、ありえないほど簡単なお金の増やし方」目次
第1章 結局、真っ当な方法でないと、お金は増えない
- 投資でお金を増やすのは危ない?
- 「投機」「ギャンブル」では儲からない理由
- 「投資」なら参加した人が全員、儲かることもある
- 「投資」は社会にとってもいいことをしている
- 世界中のたくさんの企業にまとめて投資することの意味
- 世界中の企業に、手軽に分散投資できる「投資信託」の仕組み
第2章 これ1本でOKのすごい投信があった!
- これまで日本にはほとんど「いい投信」がなかった?!
- 「つみたてNISA」ってどんな制度?
- 投信の「販売手数料」「信託報酬」って?
- 手数料が安い投信が続々登場、お勧めの1本はコレ!
- 「インデックスファンド」と「アクティブファンド」は何が違う?
- 「雪だるま」ってどんな投信?
- 雪だるまの「中身」はどうなっている?
- 「雪だるま」を買うと、伸びている企業・アップルやグーグルに投資できる
第3章 投信は「積み立て」で買うのが大正解!
- お金を着実に増やすための合言葉は「長期・分散・積み立て」投資
- 「リスク=危険性」という誤解
- リスクとリターンは「表裏」の関係にある
- 運用期間が長いほど、リスクは低くなる
- 「分散投資」でリスクが下がる
- 金融庁推奨!「積み立て」という買い方のヒミツ
- 投資でどれくらいお金を増やせるか、決め手は「量」
- 積み立てなら、値動きを気にしなくてすむ
- 積み立て中は「値下がりがうれしい」理由
第4章 10年積み立てたら、どうなる?結果を大公開!
- 世界の下部に分散して10年積み立てれば、年5%の運用が目指せる!
- 過去のデータで「積み立て10年」の結果を検証すると・・・
- リーマン級の大暴落があっても、積み立てなら大丈夫といえるワケ
- 積み立て期間は「10年間」や「60歳まで」と決めなくていい
- 積み立てはできるだけ早く始めよう