スパークス・アセット・マネジメント調べ、平成最後の“日本株式市場を表す今年の漢字”は「乱」


スパークス・アセット・マネジメント株式会社は、今年1年の日本株式市場を総括し、また、来年以降の見通しについて探るため、2018年11月21日~11月26日の6日間、全国の20~79歳の投資経験者(日本株式、外国株式、公社債投資信託REIT、金・プラチナなどの金融資産への投資経験がある人)を対象に、「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2018」をインターネットリサーチにより実施し 1,000名の有効サンプルを集計した。なお同レポートは、 サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではない。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではない。 (調査協力会社:ネットエイジア株式会社)

 

[調査結果]
▼2018年、 投資経験者・投資家の実態

◆今年投資を始めた“投資デビュー組” 20代女性投資家では44%
◆投資家の半数近くが「投資信託」を活用、 昨年より6.1ポイント上昇

はじめに、 全国の20~79歳の投資経験者1,000名(全回答者)に、現在の投資状況について聞いた。

「現在、 投資をしている」と回答した“現役投資家”は79.1%、「過去に投資をしていたが、現在はしていない」と回答した“投資離脱者”は20.9%だった。

次に、 投資の経験年数について聞いたところ、現役投資家(791名)では「1年未満(今年、 投資を始めた)」が15.2%、「1~3年程度」が19.8%、「4~6年程度」が13.7%、「7~9年程度」が9.0%、「10年以上」が42.4%となった。

性年代別にみると、20代女性では、投資経験「1年未満」が44.0%で、スパークス・アセット・マネジメントでは、「投資デビュー組が多いようです」とコメントしている。

投資離脱者(209名)について、投資の経験年数をみると、「1年未満」が22.5%、「1~3年程度」が26.3%、「4~6年程度」が12.9%、「7~9年程度」が6.2%、「10年以上」が32.1%となった。投資経験3年程度まで(「1年未満」と「1~3年程度」の合計)が48.8%となり、比較的短期間で離脱した人が多い模様。

現役投資家(791名)に、現在投資している金融資産を聞いたところ、「日本株式」が69.0%で最も多く、次いで、「投資信託(「REIT」以外)」が47.5%、「外貨 ※FX(外国為替証拠金取引)を含む」が20.2%、「外国株式」が14.2%、「日本公社債(国債/地方債・社債など)」が13.4%となった。 性年代別にみると、60代・70代女性では、「投資信託(「REIT」以外)」が65.8%で、他の性年代と比べて高くなった。また、20代男性では「仮想通貨」が22.2%と、5人に1人以上の割合となった。

スパークス・アセット・マネジメントは、「2017年の調査結果と比較すると、「投資信託」(2017年41.4%→2018年47.5%)は6.1ポイント上昇しており、投資信託を活用している人が増えているようです」とコメントしている。

投資離脱者(209名)に、過去に投資していた金融資産について聞いたところ、「日本株式」が56.5%で最も多く、次いで、「投資信託(「REIT」以外)」が29.7%、「日本公社債(国債/地方債・社債など)」が15.8%、「外貨 ※FX(外国為替証拠金取引)を含む」が14.8%、「外国株式」「金(ゴールド)・プラチナ」がどちらも7.2%となった。

「日本株式市場の振り返りと展望に関する意識調査2018」の全文→https://www.sparx.co.jp/news/uploads/pdf/PressJ181207.pdf