2019年4月のリート市場
東京証券取引所が公表した月刊REIT(リート)レポート(2019年4月版)によると、東証REIT指数は、前月終値から18.23ポイント下落して1,889.13ポイントで2019年4月の取引を終了しました。
2019年4月末のREIT市場の時価総額合計は前月比0.85%減少し14.05兆円となりました。予想年間分配金利回り(時価総額加重平均予想年間分配金利回り)は3.96%で3月の3.91%から若干上昇しました。1日平均売買代金(立会内)は、前月比0.78%増加し428億円でした。
売買代金上位5銘柄
2019年4月のREITの売買代金上位5銘柄(立会内)は次のとおりです。なお、4月末現在、東京証券取引所には63の不動産投資法人が上場しています。
順位 | 銘柄コード | ファンド名 | 月間売買代金(百万円) | 前月比(1日平均売買代金の前月比) |
1 | 8951 | 日本ビルファンド投資法人 | 75,631
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+5.7%
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2 | 8952 | ジャパンリアルエステイト投資法人 | 56,729
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+4.1%
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3 | 8953 | 日本リテールファンド投資法人 | 36,766
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+8.4%
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4 | 3462 | 野村不動産マスターファンド投資法人 | 35,535
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-41.5%
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5 | 8984 | 大和ハウスリート投資法人 | 32,637
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-48.4%
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(データ出所:東京証券取引所)**前月比は、1日平均売買代金の前月比
月間の売買代金が最も大きかったのは3月と同じく4月も「日本ビルファンド投資法人」で売買代金は約756億円でした。日本ビルファンド投資法人は、三井不動産をメインスポンサーとする国内最大のオフィス特化型の不動産投資法人です。
2019年4月のREIT市場での出来事
日本銀行によるREITの買入れは8回(合計96億円)実施されました。
また、次の14投資法人が4月に2019年2月期決算を発表しました。投資法人名をクリックすると、分配金支払い履歴等をご覧頂けます。
- 日本リテールファンド投資法人(8953)
- オリックス不動産投資法人(8954)
- 福岡リート投資法人(8968)
- 大和ハウスリート投資法人(8984)
- 日本アコモデーション投資法人(3226)
- GLP投資法人(3281)
- Oneリート投資法人(3290)
- ヒューリックリート投資法人(3295)
- 野村不動産マスターファンド投資法人(3462)
- ラサールロジポート投資法人(3466)
- 森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)
- 三菱地所物流リート投資法人(3481)
- ザイマックス・リート投資法人(3488)
- タカラレーベン不動産投資法人(3492)