SBI証券、四国銀行と金融商品仲介業に関して提携


SBI証券は、四国銀行金融商品仲介業に関して提携し、金融商品・サービスの提供を開始することとなったと2019年7月11日に発表した。なお、 正式なサービス開始日程は、 確定し次第、 四国銀行WEBサイトにて公表する。

四国銀行は、創業141年を迎える歴史ある地域金融機関で、高知県を中心に110の店舗網を有している。“地域の皆さまに最も愛され、 親しまれ、 信頼される銀行”をモットーに地域経済の発展に貢献すべく、地域に密着した業務運営を行っている。2016年には、四国の主要3銀行と、金融商品の開発やFinTechの研究等に取り組む包括提携「四国アライアンス」を締結しており、中小企業の顧客の販路拡大等のニーズに対し「四国アライアンスビジネスマッチング」で商談機会を提供する等、各行との幅広い協力関係のもと、四国の産業振興や新たなサービスの創造等にも積極的に取り組んでいる。

SBI証券の親会社であるSBIホールディングス株式会社は、FinTech企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見を活かして地域金融機関との連携を推進している。SBI証券も2017年3月から地域金融機関と提携を開始し、SBIグループとして「地方創生」に積極的に取り組んでいる

今回開始する金融商品仲介業サービスでは、四国銀行は、同行のWEBサイトを介してSBI証券の証券総合口座開設の勧誘を行う。これにより、四国銀行の利用者は、当該WEBサイトを通じて証券総合口座を開設し、SBI証券の取り扱うさまざまな金融商品・サービスを利用して自身の投資プランに合わせた資産運用を行うことが可能となる。

SBI証券は、「このたびの四国銀行との提携により、 これまで以上に多くの新しい個人投資家の皆さまの資本市場への参加を促し、 ひいては当社の顧客基盤のさらなる拡大を実現できるものと期待しております」と述べている。