フィデリティ投信は、 「フィデリティ・世界割安成長株投信(愛称:テンバガー・ハンター)」を2020年3月23日に設定する。
「フィデリティ・世界割安成長株投信」は、 成長力が高く、 かつ割安な銘柄を見出し、 テンバガー(株価が10倍になることを期待される銘柄)※1への投資を目指すファンド。
運用は、 元祖テンバガー・ハンターとして著名な米国フィデリティ・インベスメンツのピーター・リンチの愛弟子、 ジョエル・ティリングハストが担当する。 ティリングハストが、 同ファンドと同じ投資哲学と戦略で現在運用している米国籍のファンドは、 過去30年で43倍のリターン実績※2を上げ、 米国フィデリティの旗艦ファンドの一つとなっている。中小型銘柄を含めて幅広い銘柄に分散投資を行うことで安定したパフォーマンスを実現してきた。フィデリティが得意とする徹底したグローバルな企業調査と一貫した投資哲学で投資先を選別していくことで高いリターンを実現しているのが当運用戦略の特徴。
フィデリティ投信の代表取締役社長デレク・ヤングは、 ファンド設定に際し、 次のように述べている。
米国フィデリティ・インベスメンツで素晴らしい実績を持つ当戦略を北米以外で初めて、 日本の投資家に紹介できることを大変嬉しく思っています。 当戦略は、 相場の変動に惑わされない長期的視点に立って堅実な運用を行うため、 世界的な先行き不透明感の中、 新たな投資先を探している方や中長期の資産形成を目指す個人投資家を含め様々な投資家ニーズに応えるファンドとなっています。
販売会社は、 野村證券で、 当初募集期間は2020年3月9日から3月19日まで。 3月23日より継続募集販売となる。
フィデリティ投信は、 「今後も様々なニーズに応えられる優れた信頼性の高い商品を提供し、 日本の投資家の皆様の資産形成をサポートしてまいります」と述べている。
※1 テンバガー(Ten-Bagger)とは、 元来、 野球1試合で10塁打をあげることを意味する言葉で、 野球好きの米国フィデリティ・インベスメンツの伝説的ポートフォリオ・マネージャーピーター・リンチが使い始めたと言われています。 株価が10倍になることが期待される銘柄をさす。
※2 ファンドの投資対象である「フィデリティ・世界割安成長株・マザーファンド」と同様の運用担当者、 投資哲学、 運用戦略に基づき運用されている米国籍投資信託Fidelity(R) Low Priced-Stock Fund(フィデリティ・ロープライス・ストック・ファンド)の1989年12月27日(設定日)~2019年12月末、 米ドルベースの実績。 日本では販売されていない。 参考情報として提供することのみを目的として掲載しており、 「フィデリティ・世界割安成長株・マザーファンド」の運用実績ではない。
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