SBIホールディングス、レオス・キャピタルワークス株式会社の株式取得


SBIホールディングス株式会社は、「ひふみ投信」「ひふみプラス」等の投資信託の運用等を行っているレオス・キャピタルワークス株式会社の既存株主から、レオス・キャピタルワークス株式会社の発行済株式総数の51.28%を取得することで基本合意したと2020年3月31日に発表した。なお株式譲受後は、レオス・キャピタルワークス株式会社はSBIホールディングス株式会社の連結子会社となる予定。

SBIホールディングスは、株式取得の理由を次のように述べている。

当社グループでは、国内外でのM&Aの推進を今後の飛躍的成長を具現化するための重要な戦略と位置付け、その対象領域の一つとして資産運用事業を掲げ候補先の検討等を進めてまいりました。そのようななかで、「ひふみ投信」や「ひふみプラス」、「ひふみワールド」等の「ひふみ」ブランドで投資信託を設定・運用するレオス・キャピタルワークス株式会社を候補先の一つとして検討し、同社の既存株主と協議を進めてまいりましたが、このたび同社株式の取得内容等について合意したことから、基本合意書を締結いたしました。

今後、レオス社は外国株や債券を投資対象とする投資信託など商品ラインアップの拡充を図ることを予定していることから、個人投資家から評価を受けている「ひふみ」ブランドの運用商品の販売拡大やロボアドバイザーの活用、さらに当社グループが提携強化を推し進めている地域金融機関へのレオス社の商品展開などを通じて、レオス・キャピタルワークス株式会社ならびに当社グループ全体の運用資産残高の拡大を図ってまいります。