楽天証券は、 フィデアホールディングス株式会社のグループ銀行、 荘内銀行および北都銀行との金融商品仲介業に関する業務提携契約を締結し、 2020年6月1日(月)より金融商品仲介サービスの提供を開始する。これにより、 楽天証券が金融商品を仲介する地方銀行は6行となる。
フィデアホールディングス株式会社は、 「信頼で結ばれ、 地域と共に繁栄する金融グループ」を創り上げることを理念とし、 東北地方を中心に、 地域に密着した広域金融グループになることを目指している。グループ銀行である荘内銀行および北都銀行は、現在それぞれ、山形県を中心に87カ店、秋田県を中心に85カ店を有している。
今般開始する金融商品仲介業務では、楽天証券の証券総合口座の開設が、荘内銀行および北都銀行のウェブサイトを介して行えるようになり、楽天証券の取り扱う様々な金融商品・サービスを両行の顧客が利用できるようになる。さらに、楽天証券では、 両行の担当者が対面で顧客へ提案するための各種ツールや、両行の顧客専用の商品などの提供も予定しており、両行が顧客のニーズにこれまで以上に応えられるための、より質の高いコンサルティングサービスの実現をサポートする。
楽天証券では、今回の提携により、荘内銀行および北都銀行は、より幅広いラインアップの中から両行を利用する顧客それぞれのニーズにあった資産形成プランを提案できるようになるほか、これまで以上に多くの人に楽天証券を利用してもらうことで、さらなる個人投資家層の拡大と顧客満足度の向上につながるものと期待している。
楽天証券は、「今後も地方銀行との提携を通じ、 それぞれの地域やお客様のニーズに合わせた商品・サービスの提供を推進することで、 地方銀行の更なる資産運用・資産形成サービスの強化を支援してまいります」と述べている。