スパークス・グループ株式会社は、未来創生 3 号ファンドを設立し、トヨタ自動車株式会社並びに三井住友銀行の 2 社は、2 号ファンドに続き、同ファンドへ当初の出資者として参画することを決定したと2021年8月2日に発表した。
スパークス・グループ株式会社は基本理念として次を掲げている。
- 未来社会に向けた成長を牽引しうる技術を有する企業や事業を対象に、出資を通じた育成をはかり、イノ ベーションの加速に貢献
- 発掘した企業群でポートフォリオを組む事により、未来を拓く「新たな力」を見える化し、世界に発信
- カーボンニュートラルの実現により、持続可能な未来に貢献
また、目指す機能としては、「知能化技術」「ロボティクス」「水素社会実現に資する技術」「電動化」「新素材」「カーボンニュートラル」を中核技術と位置づけ、それらの分野の革新技術を有する企業、またはプロジェクトを対象に投資を行うとしている。
ファンドは、スパークス・グループ株式会社の子会社であるスパークス・アセット・マネジメント株式会社をファンド運営者とし、トヨタ自動車、三井住友銀行を加えた 3 社による総額約 150 億円の出資により、2021 年 10 月より運用を開始する予定。また、2022年3月を目途に、新ファンドの趣旨に賛同する投資家から追加出資を募り、最終的には総額 1000 億円規模のファンドを目指す。