楽天証券、400Fとの金融サービス仲介ビジネス開始


楽天証券は、 株式会社400Fと、 金融サービス仲介業に関する業務委託契約を締結し、  2021年11月1日(月)より、 楽天証券として初めて、 金融サービス仲介業者向けのビジネスを開始した。

このたび開始する新たなサービスは、 金融サービス仲介業者である400Fの新サービス「オンライン・アドバイザー」を利用する顧客に、楽天証券が持つ様々な金融サービスを活用できる環境を提供するもの。楽天証券によると、同社は、 2021年4月に400Fが持つ技術などを活用し、 楽天証券と契約している独立系ファイナンシャルアドバイザー(以下「IFA」)とお金の不安を持つ個人をつなぐ「お金の健康診断 for 楽天証券」の提供を開始し好評をえている。 今回、 新たに400Fとの金融サービス仲介ビジネスを開始することで、 同社の「オンライン・アドバイザー」を通じて、 400Fに所属するアドバイザーからも、 投信積立を中心にライフプランに応じた資産形成アドバイスを、 チャットやビデオ会議を通して提供することができるようになる。

同ビジネスは、 2020年6月に「金融商品販売法」が「金融サービスの提供に関する法律」に改正された際に新たに定められた「金融サービス仲介業」を利用するもの。 本改正により、 これまでそれぞれ個別の認可・登録が必要だった銀行、 証券、 保険の分野において、 金融サービス仲介業の登録のみで、 業界を超えた各分野の金融サービスの仲介がワンストップで行えるようになる。今後、 個人が資産形成などを行うために、 預貯金、 投資や保証などの金融サービスの利用を検討する際に、 ひとつの窓口から、 自身に適した組合せの提案を受けることができるようになり、 これまで以上に幅広い個人に投資を通じた資産形成の利用が広がることが期待される。

楽天証券は次のように述べている。

楽天証券は、 2008年から多くの金融商品仲介業者向けにサービスを提供しており、 そのインフラを地域金融機関にもご利用いただいています。 本日11月1日より「金融サービス仲介業」のサービスが開始されることにあわせ、 業界に先駆けて本ビジネスに取り組む体制を整えることで、 これまで以上に多くの個人の方の資産形成をサポートしていけるものと考えています。

楽天証券は、 今後も個人の「資産作りの伴走者」として、 ひとりひとりのライフプランに従った資産形成、 資産運用をサポートするため、 これまで以上に幅広いお客様のお金に対する様々なニーズにお応えすべく、 より一層の満足度向上に努めてまいります。