野村證券、非上場リートを主な投資対象とする日本初の公募投資信託の取扱いを開始


野村證券は、米国の非上場リート(不動産投 資信託)を投資対象とする日本初の公募投資信託「ブラックストーン米国不動産インカム投信 米ドル建 て」の取扱いを開始すると2022年3月31日に発表した。

「ブラックストーン米国不動産インカム投信 米ドル建 て」が主な投資対象とする米国の非上場リート「ブラックストーン・リアルエステート・インカム・ト ラスト・インク」は、世界有数のオルタナティブ資産運用※1会社ブラックストーン社の不動産グループが 運用する非上場のリート。世界の機関投資家の資金運用に用いられてきた米国不動産運用戦略 を個人投資家など幅広い投資家層に提供するために2017年に設定され、2022年2月末時点の運用資 産残高は約600億米ドル(約6.9兆円)※2となっている。

「ブラックストーン米国不動産インカム投信 米ドル建 て」の設定は、野村グループとして取り組む「パブリックからプライベートへの拡大・強化」の施策に沿い、顧客のオルタナティブ投資の機会を拡大するもの。

野村證券は、「当社は今後も、金融資本市場を通じて真に豊かな社会の創造に貢献するため、お客様の多様な ニーズに応える商品やサービスを提供していきます」と述べている。

※1 伝統的な投資対象である株式や債券などと相関しないとされる新しい投資手法や投資対象で運用すること。

※2 1米ドル=115.55円(2022年2月末時点の為替レートのTTM)で換算