野村アセットマネジメントは、 責任投資原則(PRI:Principles for Responsible Investment)による2021年の年次評価において、 6項目で最高評価の「5つ星」を獲得したと2023年1月27日に発表した。 これは、 同社が評価対象となる全15項目の2020年の取組みに対する評価。
PRIは、2006年に策定された原則で環境・社会・ガバナンス(ESG)を投資分析と意思決定プロセスに反映させることを目的とする一連の投資原則。野村アセットマネジメントは2011年3月に署名している。年次評価は、PRI事務局が、各署名機関が提出するレポートを基に、責任投資の実施状況等を対象項目ごとに5段階で評価するもの。野村アセットマネジメントの2020年の取組みに対する評価は、全体方針となる「投資及びスチュワードシップポリシー」のほか、自家運用の上場株式3項目、同運用の債券2項目において最高評価「5つ星」を獲得しました。これらの各項目のスコアでも、それぞれの中央値を大きく上回る評価となっている。
野村アセットマネジメントは次のように述べている。
当社は、責任ある機関投資家として、資産運用ビジネスを通じてお客様の資産形成に貢献することに加え、スチュワードシップ活動を通じて「投資の好循環(インベストメント・チェーン)」を生み出し、投資先企業の社会的価値の創造を後押しすることも重要視しています。今回の評価獲得は、時代の要請や変化を先取りした、体系的かつ継続的なESGに対する取組みの長期的な積み重ねが評価された結果であると考えています。
今後も引き続き、責任投資の高度化に向けて尽力しつつ、お客様や投資先企業とともに、「投資の好循環(インベストメント・チェーン)」を生み出すことにより、持続可能な豊かな社会の実現を目指しながら、お客様の資産形成に貢献していきます