預かり資産・運用者数 国内No.1ロボアドバイザー(※1)「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社は、2024年1月から開始する新しいNISAに対応した「おまかせNISA」のサービス概要を発表した。新しいNISAにおける「おまかせNISA」の3つの特長と、新しいNISA口座の手数料は次の通り。ウェルスナビは、2024年1月から始まる新しいNISA(少額投資非課税制度)に全面的に対応する。ウェルスナビによると、同社が提供する「おまかせNISA」では、NISA口座と通常の口座それぞれの部分最適を図るのではなく、顧客から預かる資産全体を最適化する。
新しいNISAにおける「おまかせNISA」の特長
特長1:新しいNISAを自動で活用できる
入金するだけで、非課税枠(つみたて投資枠/成長投資枠)を活用しながら、自動で資産を購入する。
特長2:最適な資産バランスでリスクを抑える
世界の株式や債券、金、不動産を組み合わせてリスクを分散。資産全体のバランス調整も自動で行う。
特長3:長く続けるためのサポートも充実
新しいNISAについて解説するセミナーやコラムを用意している。電話でも気軽に相談できる。
新しいNISAに対応した「おまかせNISA」の手数料
新しいNISAでは、1つのNISA口座の中で「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠を併用できるようになる。2024年1月スタートの新しいNISAにおける「おまかせNISA」では、「つみたて投資枠」での預かり資産の手数料は0%、「成長投資枠」での預かり資産の手数料は、リスク許容度に応じて年率0.7~1%(税込0.77~1.1%)(※2)となる。
「つみたて投資枠」を利用するには、制度上、積立の設定が必要となるが、自動積立の設定をして入金することで、「つみたて投資枠」を利用できる。自動積立を行う場合、リスク許容度ごとに、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」でそれぞれ購入する資産の割合を自動で決定する。リスク許容度に応じて、2つの枠で購入する資産の配分が異なるため、年率の手数料が変動する。
- 自動積立のみで入金する場合、新しいNISA口座全体の手数料は、リスク許容度に応じて年率0.63~0.67%程度(税込0.693~0.737%)(※3、4)となる見込み。
- 自動積立の設定を行わない場合や、自動積立とそれ以外の入金(クイック入金や振込入金)を組み合わせて利用する場合、リスク許容度に応じて最大で年率0.7~1%(税込0.77~1.1%)の手数料となる見込み。
なお、通常の口座および従来のNISA口座の手数料は、従来通り、預かり資産の年率1%(税込1.1%)となる。
※1 一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年6月時点)
※2 「成長投資枠」での手数料は、リスク許容度3は0.9%に、リスク許容度2は0.8%に、リスク許容度1は0.7%に、それぞれ引き下げる。
※3 自動積立のみの入金で、入金後に「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の残高の割合が変わらなかった場合の試算。相場の変動により資産評価額が変動した場合、新しいNISA口座全体の手数料も変動する。
※4 ウェルスナビに直接申し込みした「WealthNavi」の場合は、利用の期間に応じた「長期割」が適用される。「成長投資枠」の手数料をリスク許容度に応じて年率0.6~0.9%(税込0.66~0.99%)まで割り引きされる。自動積立のみで入金する場合、「長期割」が適用された後の新しいNISA口座全体の手数料は、最大で年率0.54~0.6%(税込0.594~0.66%)まで割り引きとなる見込み。
(注)預かり資産全体で3,000万円を超える部分の手数料は0.5%となる(現金部分を除く、年率・税別)。「つみたて投資枠」には手数料がかからない。