みずほ投信投資顧問は、「日本割安株セレクトⅡ(限定追加型)」を6月30日に新規設定、運用開始する。同ファンドは、日本の上場株式の中から、信用リスク、流動性等を勘案のうえ、PBR(株価純資産倍率)を重視し、企業価値に比べ株価が割安と判断される銘柄に投資を行い、基準価額が13,000 円以上となった場合、繰上償還するファンド。
みずほ投信投資顧問は、「日本割安株セレクトⅡ(限定追加型)」の設定を控え、次のように述べている。
サブプライムローン問題に端を発した金融危機は、今なお全世界を巻き込み、実体経済へ深刻な影響を落としています。IMF(国際通貨基金)が今年4 月に発表した世界経済見通しによると、2009年はマイナス1.3%成長となっており、世界各国は大規模な財政出動による景気刺激策を策定
し、景気の下支え・浮揚を目指しています。日本では約27.4兆円と過去最大、かつ米国・中国についで世界で3番目の規模の経済対策を打ち出すなど、積極的な対策を講じる姿勢を示しています。未曾有の経済環境下、現在の国内の投資環境を株価指標から見てみると、企業の株価水準は割安な状態にあると考えられます。当ファンドは、上場株式の中から、信用リスク、流動性等を勘案し、低PBR を重視して割安銘柄を選別し、個別企業の投資価値の分析を行ったうえで、約50銘柄からなるポートフォリオを構築します。決算は年1回で、基準価額が13,000円以上となった場合、組入株式を売却し、公社債などによる安定運用に切り替えた後、速やかに繰上償還します。
「日本割安株セレクトⅡ(限定追加型)」の信託期間は約5年(平成21年6月30日から平成26年6月25日まで)。信託期間中に基準価額が13,000円以上となった場合には、信託を終了(繰上償還)する。申込期間は当初申込期間が平成21年6月8日から平成21年6月29日まで、継続申込期間は平成21年6月30日から平成21年9月30日まで。申込単位は1口以上1口単位、申込価額は当初申込み期間は1口当たり1万円、継続申込期間は取得申込み日の基準価額。信託報酬は日々の純資産総額に対して年率0.9975%(税抜0.95%)。販売会社はみずほインベスターズ証券。
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