みずほ投信投資顧問、「中東・北アフリカ/アジア株式ファンド」を新規設定


みずほ投信投資顧問は、「中東・北アフリカ/アジア株式ファンド(愛称:魔法のランプ)」を2月29日に新規設定、運用開始する。

同ファンドは、ファンド・オブ・ファンズ方式により、ケイマン籍米ドル建て外国投資信託MENA(ミーナ)アジア・ファンド」および、円建て国内籍投資信託「マネーマザーファンド」に投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指すファンド。(MENAとは、「Middle East(中東)」と「North Africa(北アフリカ)」の頭文字。)

みずほ投信投資顧問では、アジア・MENA地域について、次のように述べている。

中国・インドを中心としたアジア地域では、経済の発展によりエネルギー資源の需要が増大しています。また、豊かな天然資源を持つMENA地域、特に中東では資源価格の上昇もあいまって貿易収入が拡大しており、その潤沢なオイルマネーはMENA地域内の経済構造改革等を生み出すだけでなく、さらに高い収益を求めアジア地域への投資に向けられています。当ファンドは、このようなMENA地域とアジア地域の間に生まれた、新しい交易・財の循環―「現代の新シルクロード」にフォーカスし投資を行います。

「MENAアジア・ファンド」では、それぞれの地域において有力な資産運用会社の専門性を活かした運用を行う。MENA地域における運用は「EFGヘルメスUAE」が、アジア地域における運用は「フルトン・ファンド・マネジメント」が行う。地域別の株式への投資割合は、「MENA地域株式」および「アジア地域におけるMENA関連株式」それぞれ50%を基本とする。

「中東・北アフリカ/アジア株式ファンド」の販売会社はマネックス証券。募集開始は2月18日(月)。信託期間信託設定日から平成30年2月22日まで。信託報酬は日々の信託財産の純資産総額に対して年率0.9975%(税込)。 ただし、投資先ファンドにおいても信託報酬(運用報酬)がかかる。