ラッセルが日本債券マルチ・マネージャー・ファンドの運用会社に、興銀第一ライフ・アセットマネジメントを採用


ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問株式会社は、同社が設定・運用管理しているファミリーファンド方式によるマルチ・マネージャー・ファンドの「ラッセル 日本債券マザーファンド」において、2007年6月12日付けで運用会社構成を一部変更し、広範囲型の運用会社として興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社を採用した。今回の変更により、同ファンドでは、金利戦略型2社、広範囲型1社、クレジット/セクター戦略型1社、収益源泉拡張型1社の計5社体制で運用が行われる。

興銀第一ライフ・アセットマネジメントは、ラッセル・インベストメント・グループの運用会社調査チームが高い評価を与えている運用会社。興銀第一ライフ・アセットマネジメントの運用は、金利戦略型とクレジット/セクター戦略型の両方の手法を用いる広範囲型であり、量戦略において安定した超過収益の獲得を目指す。

ラッセル・インベストメント証券投信投資顧問では、今回の興銀第一ライフ・アセットマネジメントの採用について次のように述べている。

興銀第一ライフ・アセットマネジメントは、現採用運用機関である金利戦略担当フィッシャー・フランシス・トリーズ・アンド・ワッツ株式会社やブラックロック・ジャパン株式会社、クレジット/セクター戦略を担当している住信アセットマネジメント株式会社及び、コアプラス運用担当のピムコジャパン株式会社と異なった運用スタイルやスキルを持っていおります。これらの各社を組み合わせることで、いずれの戦略においても相互補完性の高い運用会社構成の実現を目指しています。

興銀第一ライフ・アセットマネジメントは、マクロ経済、金融政策等、債券市場全般に対する高い見識を持った日本債券専任の充実したポートフォリオマネジャーチームを、経験豊富かつ大規模のクレジットアナリストチームがサポートしており、広範囲で超過収益獲得を期待できる極めて優秀な運用機関です。ラッセルが高く評価するこのポートフォリオ・マネージャーが行う広範囲型運用によって、従来以上に安定した超過収益の獲得を目指してまいります。

ラッセル・インベストメント・グループは、継続的な運用会社調査の一環として年間約8,000の運用プロダクトをモニターしている。その中から約200のプロダクトが、現在同グループのマルチ・マネージャー・ファンドに採用されている。こうした運用委託先を組み合わせることにより、リスク分散されたポートフォリオを構築する。今回の変更は、ラッセルによる継続的な運用会社調査および資本市場調査の結果に基づくもので、マルチ・マネージャー・ファンドならでの特徴の一つ。

 

【「ラッセル 日本債券マザーファンド」の外部委託運用会社構成】
運用会社 運用スタイル 目標
配分比率
フィッシャー・フランシス・トリーズ・アンド・ワッツ 金利戦略型 31%
ブラックロック・ジャパン 金利戦略型 30%
興銀第一ライフ・アセットマネジメント 広範囲型 16%
住信アセットマネジメント クレジット/セクター戦略型 19%
ピムコ ジャパン 収益源泉拡張型 4%