格付投資情報センター、インデックスファンド225の評価を「AAAfp」に維持


格付投資情報センター(R&I)は、日興アセットマネジメント株式会社の運用する「インデックスファンド225」の運用プロセス評価につき定例再調査を行った結果、従来の評価である「AAAfp」を維持すると9月11日に発表した。

格付投資情報センターは、評価維持の理由を告ぎのように述べている。

  1. 当ファンドでは、主な投資対象であるマザーファンドを含めた実質株式組入比率はほぼ100%で推移している。また、追加型の日経平均株価連動型ファンドでは最大の残高を有していることや、キャッシュフローが安定的であることを背景に、先物比率も低水準で推移しており、従来通りの運用が維持されていることが確認された。
  2. 信用リスクの高い銘柄を除外した上で、最適化モデルを利用してポートフォリオを構築する運用プロセスは1988年6月の当ファンド設定当時からこれまで変更されていない。併せて、日経平均採用銘柄入替時の対応や日々のキャッシュフロー管理のプロセスについても従来と変わりなく行われていることも確認された。
  3. 担当ファンドマネージャーは1997年5月から当ファンドの運用に携わってきており、当ファンドを運用するうえでの知識、経験は十分と認められる。当社では、従来からパッシブ運用専門部署を設置しているなど、当該運用に注力する姿勢が感じられるが、そのなかでも4名配置されている国内株式パッシブ運用担当者が担当ファンドマネージャーをバックアップする体制となっている点は安心感が強い。

以上の点から、当ファンドについて、完成度の高い優れた運用プロセスがこれまで実践されており、また今後も実践されることが期待できると判断し、R&Iは引き続きAAAfpと評価した。