格付投資情報センター(R&I)は、興銀第一ライフ・アセットマネジメントの運用する「DLジャパン・リサーチ・オープン」、「DL日本株式オープン」、「DIAM日本株式オープン」の運用プロセス評価を発表した。
ファンド名 | 運用プロセス評価 |
DLジャパン・リサーチ・オープン | AAfp |
DL日本株式オープン | AAfp |
DIAM日本株式オープン | AAfp |
格付投資情報センターは、評価の理由について次のように述べている。
- 当ファンドでは、時価総額や流動性、信用リスクでスクリーニングを行ったユニバース銘柄についてアナリストが調査・分析を行うことによりレーティングを付し、次にレーティングを基にポートフォリオマネジメントチームでモデルポートフォリオを構築、最終的にモデルポートフォリオを参考に運用担当者がファンドを構築するプロセスとなっている。こうしたプロセスに変更がみられないことが今回のモニタリングにおいて確認された。
- また、当ファンドのポートフォリオは、ベンチマークであるTOPIXよりも今期、今来期ともに利益成長率が高い状況となっており、当ファンドの特徴である成長株投資が継続して実施されている点も併せて確認された。
- 一定規模のインハウスアナリストを擁していることに加え、経験豊富な運用プロフェッショナルが上記運用プロセスの各段階で携わっているなど、他社と比較しても遜色ない運用体制が構築されていることはこれまで同様に当ファンドの一つの強みといえる。
- 一方で、当ファンドの運用担当者について2003年10月、2005年10月と短期間で2度交代していることに加え、数年にわたってアナリストの入れ替えも続いており、こうした状況については今後もその影響を注視する必要がある。