株式市場では、米国の優良銘柄のことをブルーチップ(Blue Chip)と呼びます。具体的には、ダウ工業株30種平均(ダウ平均)を構成する米国を代表する大企業のことです。
一方、最近では、グリーンチップ(Green Chip)という言葉も使われるようになりました。このグリーンチップというのは、環境関連銘柄を指す言葉として利用されています。例えば、東京証券取引所に上場しているETFに、上場インデックスファンドFTSE日本グリーンチップ35がありますが、同ファンドは、環境関連分野で日本を代表する35銘柄で構成されるFTSE日本グリーンチップ35という株価指数への連動を目指すファンドです。
なお、レッドチップ(Red Chip)は、香港証券取引所に上場している中国本土企業の香港法人の株式のことを指します。