確定拠出年金に加入するための投資教育が終了してから3週間ほど経ったある日、会社宛てに「東京中央郵便局」から1通の封筒が送られてきた。やっとWEBのアクセス用のIDが届いたかと思いつつ中を見ると1枚の書類が入っていた。「登録事業所番号のお知らせ」というものだ。これは、投資教育を受けた日に、他の書類と一緒に提出した「事業所登録申請書」に基づき「登録事業所番号」が国民年金基金から付与されたことを通知するものだ。これは、今後、他の従業員が確定拠出年金の個人型に加入する際の申込書や各種届出書に記入することになる番号らしい。
前にも書いたが、会社が企業型確定拠出年金に入らないと決めても、従業員が郵便局や他の金融機関の提供する個人型確定拠出年金に加入する場合には、会社側は手続きを行う必要がある。それが「事業所登録申請書」の提出であり、更に、「第2号加入者に係る事業主の証明書」「個人型年金において個人払込を行う理由書」についても、会社が用意しなければならない。
今回郵送されてきたのは「登録事業所番号」だけだった。インターネット上で自分の口座を見るためのIDやパスワードについては、まだ何ら連絡はない。