厚生労働省が平成15年1月17日に開催した第4回確定拠出年金連絡会議の資料を公表しました。その中の「個人型確定拠出年金の状況 」という資料によると、 平成14年1月の業務開始以来の個人型の累計加入者は、11月末時点で8,401人、12月の速報値で9,946人で、約1万人に達しようとしています。
平成14年11月末現在の現存加入者8,401人の内訳をみると、男性が5,649人(67.2%)、女性が2,752人(32.8%)となっています。また加入者を、国民年金の被保険者種別にみると、第1号(自営業者等)が4,350人(51.8%%)、第2号(サラリーマン等)が4,051人(48.2%)でした。また、加入者を年齢別に見ると、年齢が上がるに連れて加入者が増加しており、50歳から54歳の加入者が最も多くなっています。
加入者数約1万人、そのうちの一人が私ということですね。1万人という数については、加入可能な対象者数全体と比べれば極めて少ない数だとは思いますが、制度が開始されて1年程度では、こんなものかなという程度の印象です。ただ、制度がわかり難いことや制度が充分認知されていないことも、加入者数が少ない理由の一つではないかと思います。周りの人に聞いてみても、制度そのものを全く知らないという人の方が圧倒的に多い状況ですから。
今日は久しぶりに運用状況をチェックしてみました。運用状況については、インターネットで確認することができる仕組みになっています。昨年6月に加入してから今年1月末までの掛金合計は120,000円(毎月15,000円を拠出しています)。評価損が13,062円。その結果、資産評価額は106,938円。国内型の株式投信と海外型の株式投信に分散していますが、これまでの8カ月間については、どちらかというと国内型の株式投信の値下がりの影響が強かったという結果です。