久しぶりに確定拠出年金のMY PAGEにアクセスして、自分が投資している2本のファンドの運用成績をチェックしてみました。加入者向けのページには、各ファンドの目論見書や運用報告書に加え、月次の運用レポートが掲載されています。
まず最初にフィデリティ投信がアクテイブに運用する「フィデリティ・日本成長株・ファンド」をチェック。過去1年の運用成績は+8.9%。ベンチマークの東証株価指数は+9.94%。残念ながら少しだけベンチマークに負けています。しかし、設定来で見ると、ファンドの騰落率は+3.95%で、ベンチマークが-0.02%ですから、長期でベンチマークに勝ってくれることを期待しましょう。
次に、インデックス運用の「ステート・ストリートDC外国株式インデックス・オープン」。こちらの過去1年の運用成績は+5.94%。ベンチマークのMSCI-KOKUSAI指数(ヘッジなし、円ベース)は+7.82%。ベンチマークと連動するはずなのに、2%下回っています。しかしファンドの方にはコストがかかりますから、その分を考慮に入れれば2%弱というのは許容範囲。
私は昨年2月に、この2本のファンドへの投資配分を50%・50%から、フィデリティの方に80%、ステートの方に20%と変更しました。効果としてはそれほど大きくはありませんでしたが、この変更は悪い変更ではなかったことになります。しかし、ここにきて円高が少し進んでいるのが気になります。ステートのファンドは為替ヘッジがないタイプですから円高が進むとファンドの基準価額にとってはマイナス要因。他のファンドに変更することも考えた方がよいのかもしれませんが、20%の投資比率であればダメージも限定されるでしょうから、もう暫くは様子見としましょう!