日本郵政公社から封筒が届きました。中には「郵便局の確定拠出年金(個人型年金)運用商品のご案内」という冊子が入っていました。昨年も、同じタイトルの冊子が6月頃に送られてきました。
内容はというと、制度についての説明、預貯金、預貯金、保険の各商品の説明、スイッチングの指図や加入に当っての注意事項、運用実績の見かたなど。昨年の冊子と比較してみると、全く同じです。唯一異なるのは表紙の色だけ。制度も商品も変ってないので、同じでも不思議はありませんが、より分かり易い説明にするとか、教育的コンテンツを加えるとかという工夫はできると思うのです。
特に、確定拠出年金では、投資教育を提供することはプロバイダーの責任であるはずです。日本郵政公社では、購入前に2時間の教育(実際には教育と呼ぶにはお粗末すぎるものです)が提供されるだけで、その後は何のフォローアップも教育材料の提供もありません。せっかく加入者が負担している手数料から郵送費をかけて送るのであれば、もう少し工夫された資料を届けて欲しいものです。