確定拠出年金の運営管理機関の一つである損害保険ジャパンが、今年5月から個人型確定拠出年金における運用商品のラインアップを、現在の6商品から14商品へ拡大すると発表しました。
今回の拡大により、エコファンドや物価連動国債ファンドといったユニークなファンドが追加されるということです。私が加入している郵便局の確定拠出年金では、ベーシックな投資信託が中心です。エコファンドや物価連動国債ファンドはありませんし、最近話題になっているインド株ファンドや中南米ファンドといったファンドもラインアップされていません。インド株ファンドや中南米ファンドが年金対象のファンドとして適しているかどうかについては議論があるのかもしれませんが、選択肢としては並べて欲しいと思います。
ベーシックなものとスパイスになるものを選択肢として取り揃えておき、投資家が自己責任で自分に合ったものを選択するという形がよいと私は考えています。スパイス的なファンドは証券会社など、確定拠出とは別の口座で積み立てておくという方法もありますが、年金という同じ目的のお金の運用であれば、同じ口座で一元管理できる方が圧倒的に便利ではないでしょうか。