2006年6月11日に、投資信託の評価会社であるモーニングスター社主催の資産運用セミナーが東京国際フォーラムで開催されます。セミナーのタイトルは「いま、最も注目の日本郵政公社向けファンド」。個人的には、日本郵政公社向けファンドがそれほど注目されているのか疑問を持つところではあるのですが、これまでリスク商品を取り扱っていなかった郵便局が、投資信託の販売を開始したことは、それなりにインパクトのある出来事です。
さて、セミナーは最初に東京大学大学院の伊藤元重教授の特別講演に続き、「ゴローちゃんの投信コールセンター日記」などの著書で知られる野村アセットマネジメントの青山さんの講演「投資信託をはじめる前に」が行われます。そして、最後にメインイベントの「郵便局ではじめる投資信託~日本郵政公社の投信販売戦略と投資のポイント~」が、パネルディスカッション形式で行われるというものです。パネラーは郵便局で販売されている投資信託の運用会社の部長さんクラスの方々。
日本郵政公社で販売されている投資信託が、他の金融機関で販売されている投資信託と異なるものだとは思いませんが、投資家が運用会社の運用に対する考え方などを直接聞く機会はめったにありませんから、投資信託をもっと知りたいという方にとってはよい機会だと思います。セミナーは申込みが必要なものの、無料ということです。詳細はモーニングスターのホームページに掲載されています。